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第四巻 39
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大道米搗


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玄米を搗いて白米にする。越後からの出稼ぎが多かったという。店を構える米屋は「搗米屋」といい、それに対する「大道米搗」である。
搗米屋,大道搗はともに玄米を河岸八町米仲買,脇店八ヵ所組米屋から買い入れ,白米にして消費者に売っていた。消費者への米の販売は,河岸八町米仲買と脇店八ヵ所組米屋が玄米を,搗米屋が白米を売ること以外にはできなかった。世界大百科事典
延享元年(1744)以降は、農村で白米にして江戸市中で売ることも禁止された。

橋本養邦「江戸年中風俗図会」の「大道米搗

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