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第五巻 24

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千ヶ寺参り

法華宗の信者の千ヶ寺参りと
いふて諸國の霊場を巡り
罪生消滅を祈念する者也

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「罪生」は正しくは「罪障」。

現在も日蓮宗の寺を千廻るという業が行われているそうだ。廻るコースなどはなく、参詣した寺で「南無妙法蓮華経」（お首題という）を書いてもらう。「お首題」を千枚集めるというのが目標となる。

ちょっと似ているのに、第四巻-40「千日参」というのがあった。修験道では「千日行」があるが、３年以上かかる猛修行である。

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