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第五巻 40
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徳平の膏薬
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興津要『大江戸商売ばなし: 庶民の生活と商いの知恵』が取り上げている。挾み箱のようなものを担いで、自ら
奥州仙台岩沼の徳平が膏薬は、ねっから、はっからきかなんだ、ただ赤ぎれなんどによく効くそうだ
と言って売り歩いたという。
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