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第六巻 09
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讃岐の金比羅の名物あめ湯は夏季になれ
バ
一様の荷を肩にせし賣子数多街道の辻々に
荷を下して商ふ衛生を重ずん者
氷より却て此飴賣を飴湯を飲むこと
流行せり
◆-◆
「重ずん者」は「重んず者」の誤記。「此飴賣を飴湯を」は「此飴賣の飴湯を」か。
現在は、ネットで探すと「金比羅飴」が人気のようだが「あめ湯」は見あたらない。
屋台の文字「讃岐 金ぴら名物 あめ湯 元祖 神田 元久堂」
◆-◆
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