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第六巻 10
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唐のかんころりん
明治拾四五年の頃此飴賣
来る
唐のかころりんちゃん
まん/\ころりんまんころ
りんちゃんウペケ/\/\/\
ヘイ ころりんちゃん
てんうててんころりんちゃん
りんちゃんころりの
ヲ・・ヘケホイの
りんちゃんころりの御仕前
て御座り升よ ヲプ・・イノ プイ
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終わりの所は、「お仕舞いで ご座りますよ ヲプププイノ プイ」。
中国語(広東語などの地方語をふくめ)や朝鮮語はもちろん、アジアの様々な言語の口まねが、物売りのセリフになったり大道芸の唄に取り込まれたりしたのであろう。
晴風はそういう現象へ興味を持ち、記録したのだと思う。
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