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第六巻 71
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明治廿四年の頃より浅草公園
其他諸方の縁日などに出る

   此者荒木又衛門の末孫なりと
   自称す壱本の素竹を紙
   片にて釣置此紙の破れぬよふ
   一刀のもとに打割ること実に
   手際なり

柳生流竹割の
傳授とて傳書の
印刷せしを一葉
金壱銭にて分ツ

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素竹を紙片にて「釣置」き、が難読だった。絵が面白いですね。

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