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第六巻 79

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新發明機械之蝶賣

　　明治廿二三年の頃紙製にてゴムを
　　祢じて放せハ寄たるコム至然によりが
　　戻る故空中に飛行する仕掛なり

花の空器械の蝶も舞日かな

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「寄たる」は「撚りたる」の宛字。

「寄」も「舞」も難読で苦心した。
ただし、「舞」は「獅子舞」が何度も出ているので、参照して確認できた（巻三-06「獅子舞」, 巻六-35「さかさま踊り」など）。

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