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第七巻 12
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夏の夜二人連の者
一人 盲目にて鼓を調へ
一人 三味線を鳴らし
長唄を引語りにす
其音調よく何れも
相當なる身柄の人の
なれの果なる極きと
思わるゝ

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「引語り」は「弾き語り」、「極き」は「如き」。

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