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第七巻 25
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はたき賣
此はたき賣
ハ
毛にて
作りたるものにて一本の
代壱銭より四五銭
までの品あり用方軽便
にして至て調法なりとぞ
◆-◆
「調法」は「重宝」
「毛にて作りたるもの」としているから、柔らかい鳥毛を使ったハタキなのであろう。裂いた布を束ねた「布ばたき」よりは上等品か。自動車のホコリをとるなどの「毛ばたき」(合成繊維の糸を使ったものも多い)とは違う。なお、「羽ぼうき」は製図用品として使われていたが、CADやパソコンの時代になり、見かけなくなった。
◆-◆
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