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第七巻 69
「今日ハ」は「こんにちは」。 「二時」と振り漢字があることが面白い。「お八つ」を間食の意味に使うことは元禄時代からあったが、明治末にまだ十分に熟していなかったのか。 なお時制の「八つどき」は２～４時であるが、その中を取って３時が「おやつ」になった。夏目漱石『明暗』（大正５年1916）に「今ごろお八つ、お皿を見ると思ひ出すのね」とある（日本国語大辞典）。 |
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第七巻 69
「今日ハ」は「こんにちは」。 「二時」と振り漢字があることが面白い。「お八つ」を間食の意味に使うことは元禄時代からあったが、明治末にまだ十分に熟していなかったのか。 なお時制の「八つどき」は２～４時であるが、その中を取って３時が「おやつ」になった。夏目漱石『明暗』（大正５年1916）に「今ごろお八つ、お皿を見ると思ひ出すのね」とある（日本国語大辞典）。 |