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第七巻 71
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新發明の手遊ひ

此手遊ひ 薄き板にて
の台を作り竹片にて
はじきを付 臺の上に
種となる玩具を載置
竹片を指にてはしけ
達磨 残りて下に敷
たる物がはしき飛といふ
趣向なり 又これを商ふ
老父 子供を集め
いろ/\と問答を仕掛る
なと 一風変りた爺父なり

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上の台に紙片を置き、その上にダルマを置く。台の表面と紙片の間の、および紙片とダルマの間のマサツ係数、更にダルマの質量が重要。

私は簡単なボール紙と竹ひごで工作し、ダルマの代わりに硬貨を使った(これ)。指で下の台を弾き、他方の手は下の台に軽く添えておいて、下の台が前へ飛び出してしまわないようにする。数回に1回は、硬貨は上の台に残り白い紙片だけがスウッと前に飛び出す。500円玉でうまくいった。

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