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第八巻 20
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姿當
立合の者に碁石を
掴ませ 順に其数を
算へれ
ハ
其者のとし
或ひは着物の縞から
其他の動作等を當る
趣向なり
◆-◆
「算へれば」はだいぶ難しかった。「(
円盤の枠に従い
)順にその数をかぞえれば」であろう。
「縞から」は「縞柄」。
握った碁石の個数から、年齢・縞柄・動作などを当てる。ブログ「日本奇術博物館」にある「
姿乃當る傳
」と同種の「当てもの奇術」である(江戸時代は「目附」と言った)。
看板に 「理学応用 奇妙ゝゝ 姿當」
◆-◆
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