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第八巻 20
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姿當

立合の者に碁石を
掴ませ 順に其数を
算へれ 其者のとし
或ひは着物の縞から
其他の動作等を當る
趣向なり

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「算へれば」はだいぶ難しかった。「(円盤の枠に従い)順にその数をかぞえれば」であろう。
「縞から」は「縞柄」。

握った碁石の個数から、年齢・縞柄・動作などを当てる。ブログ「日本奇術博物館」にある「姿乃當る傳」と同種の「当てもの奇術」である(江戸時代は「目附」と言った)。

看板に 「理学応用 奇妙ゝゝ 姿當」

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