コカマキリ
(小蟷螂の緑型)
今年の秋は暖かくてビシッとした「秋冷の候」がなかなか来なかったが、やっと、この数日は朝晩が冷えてきた。小春日和の陽ざしの中で、のんびり動いている小さいカマキリがいた。カマキリは鎌脚(というのか、前肢)が人の上腕のように見えるし、大きな目の三角の顔に表情を覚える。それで何となく擬人化して見てしまう。写真の場合も、振り向いて「えっ、なに?」と言っている気がする。
体長は7pほど。前脚の内側に黒い帯が数ヶ所あるので、コカマキリとわかる。褐色のものが普通で緑のは比較的少ないのだそうだ。
('05) 11月2日撮影
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