ユキ
(芙蓉の実の雪)
今年は例年にない寒さの冬なのだが、太平洋側にはまったく雪がなく、富士山の着雪が少なくて“真白き富士の根”となっていなかった。それで、「富士山噴火の前兆現象か」というようなデマが話題になるほどだった。ところが今朝起きてみるとすでに屋根が白くなっていた。昼過ぎには5,6pは積もっている。都心で6pの予報がでているから、ここでは15pになるかもしれない。
ふわふわしたボタン雪になったり水気をふくんだ細かい雪になったり、雪に変化があるが、降り止むことはない。気温が低いので融けてはいない。繊細な突起を無数に持った芙蓉の冬枯れた実に、ふわふわ雪が乗っているのをイメージしたのだが、実際には芙蓉の実は、写真のように湿った重たげな雪に覆われていた。
('06) 1月21日撮影
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