ジョウビタキ (尉鶲 メス)

三寒四温というのはシベリア高気圧からの寒気の吹き出しの周期を言ったものらしい。3日吹き出しが続くと4日ほどは休んで温かいという冬の天候を表している。じつは、わたしは3日寒いと4日温かいという「段々温かくなる春先の気候」のことかと思っていた。今年は二寒二温や一寒一温で、落ち着かない。
朝からウグイスの声が聞こえる温かい日、遅かった梅がやっと1,2分咲きにほころび始めた。餌台にパン屑を置き、ハッサクの輪切りを柿の木の枝に刺しておくと、メジロ・スズメ・ヒヨドリ・キジバトが途切れることなくやって来ていて、庭は賑やかだった。久しぶりにジョウビタキの「カッカッ・・・」という声がする。ジョウビタキのメスが何度も来て、尾を振るわせて美しいシックな色合いを見せていた。クチバシから目の様子がかわいい。
('06) 3月7日撮影 
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