コジュケイ (小綬鶏)

コジュケイは大正時代に台湾から移入されたという、ニワトリとウズラの中間の大きさの地上にいる鳥で、「チョットコイ、チョットコイ」の大声でよく知られている。狩猟鳥であり、人への警戒が敏感で野生のものを見かけるのはなかなか難しい。
写真としては不十分なこれをお見せしたいと思ったのは、2つ理由がある。1つは野生のコジュケイが鳴いているのを写したのが初めてであること。もうひとつは、なんとコジュケイが地上高2mほどの木の枝で「チョットコイ、チョットコイ」を絶叫していたのを目視したことである。そのたびに尻尾をピクリ、ピクリと下げていた。てっきりコジュケイは地上で鳴いていると考えていたので、あっけにとられた。おまけのひとつは、ラッキーなことにデジカメの自動焦点が木立の間を抜けて、コジュケイにピタリとピントを合わせていたこと。
('06) 5月5日撮影 於府中市 浅間山公園
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