セキショウ (石菖)

“はけ”の崖地に三方を囲まれ南に開いた貫井神社は、崖地の裾の岩の間から清水が湧き出し、境内に大きな池がふたつあり、その池の間にかかる朱塗りの太鼓橋を渡って本殿に進む。境内には水音があふれ、幽寂の趣がふかい。こんなすぐれた環境を持つ神社がいまなお存在していることに驚いた。
写真は、主要な清水の湧き出し口で、セキショウが繁茂している。さといも科ショウブ属で、菖蒲の仲間。まえにニワゼキショウを掲げたが、庭に生える石菖に似た葉の植物という意味。
('06) 12月17日撮影 於小金井市 貫井神社
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