セグロセキレイ (背黒鶺鴒)

風がなくよく晴れていたので、多摩川まで行ってみた。自転車で30分ほどで行ける。とても冷たい微風が北西から吹いていたが、岸におりて川面近くでじっとして冬日にポカポカあたためられていると、いい気分である。水が澄んで水底がよくみえる。セグロセキレイが岸辺を探り探りやってきて、ほんの目の前を通りすぎていった。逆光なのが残念だが、なにもかにも良いというわけにはいかないさ、と自分に言いきかせる。
ここにはハクセキレイもセグロセキレイもいるが、前者のほうが多い。盛んに鳴いているので、両種の鳴き声の違いを耳に覚えさせるのにもいい場所だ。ハクは澄んだ声でピリピリいうし、セグロは濁ったジリジリいう音が混じる。
('07) 1月9日撮影 於多摩川 関戸橋下流
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