ヤブカンゾウの花の後の茎にしがみついているナナフシをみつけた。だれもが歩く観察園の通路なのだが、気がつかれなかったようだ。下から腹部があり、胸部に足が2本ずつ見える。右中足は前に掲げている。前足は頭のところからまっすぐ前方へ2本揃えて伸ばしている。頭までで12,3p、前足の端までいれると25pというところか。写真に収めるのがむずかしい。赤い点々がついているのは、ダニらしい。 よく見かけるナナフシは、エダナナフシとナナフシモドキとトゲナナフシの3種があるそうだ。触角が頭部の長さほどしかないのがナナフシモドキ、その3,4倍はあるのがエダナナフシ。体中にトゲトゲがあるのがトゲナナフシ。わたしはナナフシについて調べるのはこれが初めてで、触角の長さだけで、エダナナフシと判定しているので、誤っているかも知れない。不完全変態なので脱皮をする。ナナフシの抜け殻を見つけたいものだ。 ネットで調べていて知ったのだが、ナナフシは植物食で飼いやすく、単為生殖をしてよく増える。ペットとして人気があるのだそうだ。 ⇒ やはり、間違っていて、これは触角が“頭の3,4倍”の長さしかなく、ナナフシモドキである。エダナナフシの触角は前肢よりも長い。上記下線部が誤り。2008年12月17日訂正。 |