ニホンミツバチ (日本蜜蜂 :ハチ目ミツバチ科)

武蔵野公園の奥の方の木(ソメイヨシノ)の根本の洞に、ミツバチが巣を作っているのは夏前から知っていた。公園の奥ではあるが舗装した散歩道の並木のひとつで、家族連れが歩きジョギングの人が走ったりするところである。ミツバチに気づいた人が公園に通報すると“駆除”されてしまうかも知れないのを心配していた。
今日は、数週間ぶりに行って無事を確認したが、なんとスズメバチが襲うのに対抗する“合戦”が繰り広げられていた。スズメバチが接近すると、洞の前面に並ぶミツバチたちが、一斉に翅をふるわせてブブブブ・・・と振動音を出す。翅が一斉に動いてキラキラ反射するのと同時である。スズメバチはたじろいで、突入することが出来ないでいた。わたしは3,4m離れてカメラを構えているのだが、そのすさまじい合戦の気合に、圧倒される思いだった。

('07) 8月31日撮影 於武蔵野公園
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