ナガサキアゲハ (ハナクサギに長崎揚羽 :チョウ目アゲハチョウ科)

野川沿いの道にハナクサギが咲いていて、ちかくにヤブカラシの花もあり、アゲハ類がよく来ている。黒い大きめのアゲハがいたので、クロアゲハだろうと思って、だいぶゾンザイな気分で撮った。帰宅してから調べてみると2枚だけ撮れていたが、初めて写した種で驚いた。前翅付け根に赤い斑があること、後翅に尾がなく丸っこくなっていること。これだけでナガサキアゲハと決まる。後翅に白斑がないのでオスである。名前からも分かるように南方系の蝶であるが、数年前から東京でも普通に見られるようになった、そうである。
ハナクサギはクサギの仲間で、南中国・台湾の植物。園芸種として入ってきて、近頃はなかなかの人気だそうだ。葉をもむと、臭木の名の由来の臭気がある。

('07) 9月13日撮影 於野川
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