イチモンジセセリ (キバナコスモスに一文字せせり :チョウ目セセリチョウ科)

2pほどの地味なセセリ蝶。セセリ蝶のなかで、もっともポピュラーで、8〜9月の今ごろはいくらでも見かける。飛ぶときはひどく敏捷で、コマ落としの映像のようにスッスッと花から花へ移動する。後翅の白い“一文字”が特徴。この一文字は見る角度で白く鮮明なときと、地色に溶け込んで目立たないときとがある。
幼虫はイネ科の葉を食べ葉を丸めて巣を作るので、イネツトムシ(稲苞虫)などと言われて、稲の害虫とされる。

('07) 9月13日撮影 於武蔵野公園
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