オオムラサキは日本の国蝶といわれて人気があるが、コムラサキはそれの仲間。オスは美しい紫色が見ばえがするがこれはメスで、地味な蝶。野川公園の中には川沿いに大きな柳が何本かならんでいて、柳を食樹とするというコムラサキが繁殖しているとみえる。ただし、それを知ったのは帰宅してネットで調べての“後知恵”。 自転車も走り散歩の人も多い野川沿いの道で、ヒメアカタテハを写していて、地表に止まるすこし様子の違うチョウに気づいてしばらく追った。ヒカゲチョウかと思っていたが、開けた路面に出てくるのは変だな、と思っていた。それがなんとコムラサキだった。♀がいれば♂もいるのだろうから、つぎはぜひカメラ・ハントしてみたいものだ。柳がねらい目だと知ったわけです。 |