キセキレイ (黄鶺鴒)

もう帰宅しようと思って野川を遡上し始めたら、キセキレイがとても濃い黄色を見せて、じつに機嫌よく歩きまわっていた。それで、カメラをむけたのだが、動きがシャープで一瞬もじっとしていない。カメラの対象としては面白いのだが、うまく撮れる率は低い。
デジカメは数百枚も撮れるので、幾らでもシャッターを押してよいのだが、実際にやってみると、同一の対象に対して50枚も写すと、緊張感が途切れてくる。めくら押しでシャッターを切っても、それは偶然の僥倖をあてにするもので、そう続けられるものではない。すぐ嫌になってくる。帰宅してPC上で、出来の良いのを探し出す。この作業が楽しい。というか、案外ダメなのが多いので、もっとしつこく写しておけば良かったと、いつも思う。
春の水のねっとりした感じと水草の緑がでていたので、これでよいとした。キセキレイがもう少しピシッと止まっていると、なお、いいのだが、これでも 1/320secで切っている。F7.1、f=300mm。

('08) 3月6日撮影 於野川公園
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