ナミアゲハ (並揚羽の集団吸水 :チョウ目アゲハチョウ科)

野川には50〜100mごとに橋が掛かっているが、小金井神社の近くの橋の下に、泥が盛りあがって湿っている中州のようなものができていて、そこにナミアゲハが集まっていた。(小金井神社はケヤキ・イチョウ・クマシデなどの巨木が残っていて、とても良い神社である。)
岸の草むらに腰をおろして、次々にやってくるナミアゲハを見て写していた。最大数が6匹だった。飛んでいるときは白っぽくすばやく無愛想に感じるナミアゲハだが、とまっているのをファインダーの中で見ると、とても豪勢で華やかである。慌ててしまうし、レンズの焦点深度が浅くて(狭くて)、集団を対象にすると、個体とは違った難しさがあるものだと改めて感じた。
それに、泥の濡れた面を背景にした場合の出来上がりの見栄えも、むずかしい。なお、翌日同所を通りかかったので欄干に寄りかかって見下ろしたが、すっかり泥面は乾いていた。

('08) 4月30日撮影 於野川
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