ナガサキアゲハ (長崎揚羽めす♀ :チョウ目アゲハチョウ科)

自然観察園の池でトンボを狙ってカメラをかまえていたら、ナガサキアゲハの雌雄がやってきて、径10mほどの池の上で追及しあっていた。そのうち、メス♀の方が近くに止まった。わたしは、昨年初めてナガサキアゲハを偶然のことから写したのだがこれ、その時はオス♂だったのでメスはわたしにとっては貴重である。あまりに近くに止まって、慌てて気合いが入りすぎて、手ぶれと“前ピン”気味である。
ナガサキアゲハ♀の白斑は分布域の北限ほど小さくなるのだそうだ。その大小はわたしには判定できないが、温暖化と結びついている昆虫の生態の一端をとらえていることは、間違いない。

('08) 5月16日撮影 於野川公園・自然観察園
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