椎の木などの常緑樹の間にサクラやクヌギなどの落葉樹が混じっていて、冬はなかなか明るい陽気な林なのだが、葉桜の季節からは薄暗い。その下に2,3mのこんもりした常緑樹があり、周囲をヤマブキなどが繁茂して取り囲んでいる。そこへ、白っぽいチョウが素速い動きで入りこんだのを見て、自転車を止めしばらく様子を見ていた。クロアゲハとカラスアゲハが来たが、カメラの対象にならない。彼らはまったく止まってくれないので、肉眼で観賞する。それもいいものだ。 ヤマブキなどの薮の中で、ときどき動いている白っぽいのに少しずつ近づいて、涼しげなゴマダラチョウであることを確認。結局、数mの距離から写すことができた。そのあいだに、もう1匹が、おなじ薮に来ていた。 |