ナガゴマフカミキリ (長胡麻斑髪切 :甲虫目カミキリムシ科)

体長2pほどの小さな虫が、大きなアザミの葉の先端に掴まっていた。よく見ると白・茶・黒の保護色で、枯葉や木肌の上に居たら発見しにくいと思う。肉眼ではゴツゴツした背中がゾウムシかな、と思わせ、そんなつもりで写した。実は、これがオリンパスのマクロレンズ(35mm3.5f)の使いはじめ。
長い太めの触角がよく目立つが、触角より前に目がある(そのため、写真では目が写っていない)。ゾウムシではないらしい、と気がついて、昆虫サイトをかたっぱしから検索して、カミキリムシの仲間であることがやっと分かった。こんな小さいカミキリムシがいることを、恥ずかしながら、はじめて知った。そして、日本に800種もいるカミキリムシの多くは、この程度のサイズ以下であることも。

('08) 7月26日撮影 於野川
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