体長1pほどの緑の虫がいたので、ともかく精一杯マクロで寄って写してみた。肉眼では細部がよくわからないのは、単に小さいというだけでなく、野外ではたいてい微風で揺れていたり、茎が捩れていてカメラの方へ角度をとるのに指で押さえていたり、不安定要素がいくつもあるからなのだ。パソコン画面で拡大してつくづく眺めてみて、驚いた。みずみずしい緑の美しさと、妙な表情たっぷりの様子。長く立派な後脚、その後脚の倍の長さもありそうなヒゲ。 翅がないので、不完全変態の昆虫の幼虫だろうと見当をつけてバッタ類のサイトをしらべた。探し当てるのに苦労したが、よく似た映像をアップしている複数のサイトをみつけ、ツユムシの不明種の幼虫ということで決定することにした。4サイト掲げておきます。とんぼや、福光村昆虫記この頁の中ほどのB022の2枚、フレッシュショットこの頁の一番下、沖縄の昆虫。 |