野川のへりの草地にいて、数十p上昇して、少し移動してホバリングする。白い縁斑がとてもめだつ。それに何よりも茶色の帯が翼を横切っている(翼端にかかっていない)のが特徴である。ミヤマと名が付いているが平地の穏やかな流水で発生するという。全国に水田があった頃は、ごく普通種だったそうだ。スッキリとしたスマートな印象だ。 出はじめのようで、野川沿いに何匹もみかけたが、皆このムギワラ色だった。メスは成熟してもこのままの色だが、オスは全身が赤くなる。未熟なオスも見かけた。尾端の形でこれはメスであることが分かる。 |