スケバハゴロモ (透羽羽衣 :カメムシ目ハゴロモ科)

印象的でいちど目にすると忘れない。透明な翅の周囲に焦げ茶の枠取りがあって、ちっちゃなべっ甲ぶちの眼鏡のような気がする。イチジクや桑やウツギの樹液を吸うという。全長1pほど。盛夏の草むらを見るとけして珍しくはない。
相手が小さいので細部まで鮮明に撮ろうとすると案外むずかしい。パッと逃げることはないが、マクロレンズの先端を数pまで近づけているので、シャッターを切るたびにモゾモゾ動いて向きを変えたり、しがみついている茎の向こう側へ行こうとしたりする。この写真の場合は陽のあたる葉の上だったので、撮影は簡単だった。

('08) 7月31日撮影 於野川
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