風は冷たいが日だまりは暖かい。もうじき開花する梅が数本かたまっているところにエナガの群が来ていた。エナガが中心で、他にコゲラとシジュウカラがいる。 カメラを構えたままこちらから動かないようにして彼らの様子を眺めているのが、こういう場合の撮影のコツだと思う。向こうが近づいてくるのを待っているのである。シャッターのタイミングが悪かったり、じゃまな枝があったり、光線の具合が良くなかったりで、数十枚のうち見られるのが1〜2枚というのがふつうだ。鳥は目が光っていないとまるで迫力がなくなってしまう。 エナガたちは、2羽が、ペアを組み始めているのだろう。 |