イカル (鵤)

シメがかなりの大群をなして野川公園の芝生に降り立ち、ケヤキ・エノキなどの大樹の冬枯れた枝々に飛び移ったりしている。シメの大群の声がまるでシャワーのように頭上から落ちてくるのを聞いているのは、沸き立つような感動を覚える。あまりよい写真ではないが、前に写したことがある、ここ。それを狙っていたら、イカルが数羽混じっていることに気づいた。
イカルはシメより少し大きくて、何よりも黄色いクチバシが目立つ。繁殖期のあの特徴ある鳴き声(ホヒヨ、ホーヒー)は今はなく、ひたすら、落葉のなかのエノキの実を食べているようだった。それで、自慢の黄色い大きなクチバシに黒い染みが付いてしまっている。それも、ご愛敬。

('09) 1月17日撮影 於小金井市
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