カマバエ (鎌蠅の一種 :ハエ目ミギワバエ科)

はじめはショウジョウバエかと思っていた。10m2ほどの小さな池にガマやジュズダマの枯葉がうち伏せていて、そこに5mmほどのハエがいて、時々枯葉から枯葉へを移動する。他に動くものはいないので写してみた。ところが、よく見ていると、いくらでもいる。そして、素早い動作で動いて前足を繰りだす。
肉眼ではそれしか分からず、帰宅してPCで詳しく見て驚いた。鋭い鎌を前足につけて、ボクサーのように動き、微小虫をとらえる。通常のハエのような舐める口器ではなく、三角形のカマキリ型の口をしている肉食性。“カマキリバエ”とも言うらしい。ミギワバエ科の普通種。こちらもご覧になって下さい。

('09) 2月15日撮影 於小金井市
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