マクロレンズのついたカメラを持って歩いていると、自分の視線が“マクロ目線”(意味は“ミクロ目線”)になってしまっていて、鳥はもちろん蝶も相手にしないというふうになる。足元の草の葉や花、生垣の葉、杭の上などに視線を動かして、ハエ・アブを探す。キタテハ、ルリタテハ、モンシロチョウが出ているのは知っていたが、望遠マクロに交換しないと撮れないので相手にしていなかった。 「ホタルの里」で作っている水田があって、いまは、枯れ田になっている。タネツケバナがかたまって群れ咲いていて、スカンポなどの緑がすでに延びだしている。そこにモンシロチョウが1匹、来ていた。 |