ナナホシテントウ (七星天道 :甲虫目テントウムシ科)

わたしが今春最初に見かけたのは3月10日だった。形よく丸くて赤いこいつが草の間をチョコチョコと、意外に早く動いているのをみつけると、いかにも春の野の感じがする。静止していればともかく、枝を伝い葉に隠れ登ったり下ったり、堪えず動くテントウムシをうまく写すのは容易じゃない。前に色んなテントウムシを紹介したことがあるが(ここ)、星の数を7つと数えるのも案外難しい。わたしは体の半分を横から見て3.5個の星を数えて確かめた。頭部の白斑がかわいいアクセントになってる。
ナナホシテントウがいちばん普通の種類で、アブラムシ類を食べるので益虫として歓迎される。北アフリカからヨーロッパ、アジアに広く分布するのだそうだ。

('09) 3月15日撮影 於小金井市
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