ハナアブはハエの仲間で、成虫は花粉・蜜・樹液などを食べる。刺される(咬まれる)とけっこう痛いアブの仲間ではない。ただし、ハエもアブも双翅目=ハエ目なので、ややこしい。先に取り上げたホソヒラタアブが近い仲間である。 アシブトハナアブは胸部背面に縦筋が2本あり、腹部(腰のあたり?)に黄色い三角模様がついている。この黄色の三角模様はハチの腰の細さを連想させる擬態だという。たしかに、黄色と黒のだんだらで、大きめのハナアブ類はハチとまぎらわしく、手を出すのをちょっとためらう。写真では分からないが後ろ足の腿のところが太い。(「脚太」のよく分かる写真を掲げました3/18-2009。) |