キタテハ (黄立羽 :チョウ目タテハチョウ科)

日当たりの良い草地で、はやくもなわばり行動にいそしんでいた。別のキタテハが来ると、すぐさま2匹でもつれ合って、上空にあがっていく。野川沿いの柳の木を越すぐらいまで(7〜8mか)上がって、しばらくすると戻ってくる。なわばり行動を見て判断すれば、数mの距離で撮影するのは難しくない。驚いたことに、3匹が一度に出あい、そのままもつれ合って上空に上がっていくことさえあった。
キタテハは成虫で越冬する。越冬した上に激しいなわばり行動をするのだから、翅も傷むだろうが、この個体は縁が裂けたりはしていない。鱗粉が取れたりしている個所があるようだ。

('09) 3月17日撮影 於小金井市
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