エサキモンキツノカメムシ (江崎紋黄亀虫の交尾 :カメムシ目ツノカメムシ科)

ハートの模様で印象深いエサキモンキツノカメムシが、豆柿のみずみずしい葉の上で交尾していた。ハートの紋の黄味が強く、やや小さい方(右)が♂。やや大きいハート紋が白っぽく写っている(左)が♀である。フラッシュのせいで色が変わっているが、♀はピンク、♂は黄に見えた。
豆柿は秋にビー玉ほどの柿の実が熟する。口に入れると一瞬甘いが、そのあとで信じがたいほどの渋みの大洪水が襲ってくる。山陰で育ったわたしは豆柿を知らないで一度河口湖の近くで口にしたことがある。関東・中部の農村で、柿渋を採るために栽培されたのではないだろうか(これは仮説)。

('09) 6月2日撮影 於小金井市
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