すでに野川近くでエリザハンミョウとトウキョウヒメハンミョウの2種を見つけていたので、3種めがきっと見つかるだろうと期待して、裸地や砂利道などを探しまわっていた。予想していた3種めはニワハンミョウだったのだが、実際に多磨霊園のなかで撮影できたのはコハンミョウだった。 コハンミョウという名前なのだが、トウキョウヒメと比べると一回り大きく動作も敏捷である。体の下側や脚に白毛が目立つほど生えているので、トウキョウヒメと比べてずっと白っぽく見える。翅の模様は、一見したところトウキョウヒメとよく似ている。しかし、翅の側縁から正中線がわへ白線が延びているのが前・中・後と3ヶ所あること(トウキョウヒメには前から伸びる白線はない)、黒斑があるのは♀である。トウキョウヒメは草の上に逃げることがあるが、それがよい決め手になる。(追加情報は、こちら) |