ツマキオオヒラタアブ (端黄大扁虻 :ハエ目ハナアブ科)

かなり大きく感じたので(2pほど)、ヒラタアブの仲間だとはおどろいた。大きな複眼がチョコレート色で、黒い腹の尾端が鮮やかな黄橙で、とても目立つ。透明な薄茶色の翅を、写真のように開いて止まる。
胸背はやや透明感があり2本の縦線がある(目立たないが)。腹部上部も、透明な覆いを掛けたような質感で、毛が生えていないようだが、実際にはどのようになっているのか、分からない。脚は黄色。正面からの映像をここに置いた。
このツマキオオヒラタアブが食べているのは、ムク(椋)の実が踏みつぶされたもの。公園の木道に落ちているムクの実をわたしは拾って少し食べてみたが、やや甘みがあり干しぶどうのような食味があった。

('09) 10月9日撮影 於小金井市
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