トホシオサゾウムシ (十星長象虫 :甲虫目オサゾウムシ科)

浅間山の湿っぽい古い杭の上にいた。1p弱の細長いゾウムシで、小豆色に近い落ちついたいい赤茶色である。写真はフラッシュを使用したため、色の再現性は悪い。その代償で形の再現性は良くなるわけだ。
どんどん歩いて行ってしまうので、マクロレンズで追いかける。不思議な三角形の複眼で、こちらを警戒しているのだろう。素速い動きではないのだが、止まらずに動いている。どう数えれば「十星」なのか分からないが、いろんな形の黒斑が体中に散らばっている。触角の先も丸まっていて、変わってる。

('10) 5月17日撮影 於府中市
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