9月の下旬に少し大きめのハナバチの不明種をさかんに写していた(ここ)。これは今も不明種のままなのだが、これの類似種で7月に写したものを見直しているうちに、それがスジボソコシブトハナバチであったことに気づいた。 胸から脚にかけて毛深く、しっかりした触角がある。橙黄色のよく目立つ胸背と白い輪がはっきりしている腹部、口器を伸ばして花へ接近するスタイル。これらはいずれも重要な特徴であるが、最もこの種の決め手となるのは、顔面が白い仮面を付けたようになっていることである。この「白仮面」の太めのハナバチがスジボソコシブトハナバチである。 花はイヌゴマ。 |