体長5mmほどのヒメイトカメムシが、ヒヨドリジョウゴの葉の上で交尾していた。脚と触角に白黒のだんだら模様が着いている。しかし、わたしの肉眼では、長い脚の関節にある黒い部分が、点々と見えるだけである。翅が白く光っていて、本当に糸くずが葉のうえに乗っているように見える。 触角の途中が折れ曲がるのも変わっているが、その先端(第4節)がふくらんでいるので、何か重りをぶら下げているように見える。写真では明瞭ではないが、翅の付け根付近の体中央(小楯板の基部)に白い針が突き出している。 ヒメイトカメムシは、キリ、ゴマ、ヒヨドリジョウゴなどに付くという。同じときに写したイトカメムシの映像はこちらです。 |