クロスズメバチ (黒雀蜂 :ハチ目スズメバチ科)

多磨霊園のなかのトウネズミモチが、黒い実を沢山つけている。それを見上げながら通りすぎようとしたら、黒いハチが葉の上にいることに気づいた。白い縞6本がよく目立ちヒゲが長く、お腹が太い。顔は白い仮面をかぶったような特別な様相である。これは、クロスズメバチである。精緻な写真と詳細な考証で信頼できるサイト成城の動植物(11/17-2010)によれば、この写真はクロスズメバチ♂である。
クロスズメバチは地中に巣を作り、「蜂の子採り」で有名なハチの種類である。野川周辺にこいつがいて不思議ではないが、わたしは確認したのは初めて。なお、信州で人気の「蜂の子採り」の多くはシダクロスズメバチであるというが、写真はまちがなくクロスズメバチである。こちらを参照してください。

('10) 12月11日撮影 於府中市
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