アカアシノミゾウムシ (赤足蚤象虫 :甲虫目ゾウムシ科)

ケヤキの樹皮の下に何種かのゾウムシを見つけることは多い。たいてい顔を伏せているので背中側しか見えず、特徴ある“象の鼻”のような口吻は隠れている。写真は皮をめくってからしばらく待って、ゾウムシが動きだしたところである。
赤茶色の脚で、特に後ろ脚がとても太い。背中も赤っぽいが、実は、背中の色は黒っぽいのや黄土色のもいて決め手にならないそうだ。しばらく様子を見ていると、ピンと跳んで見えなくなってしまう。これは4mmぐらいだが、“ノミゾウムシ”というのは、小さいことと、ピンと跳んで逃げてしまうことと両方を示しているのだろう。これは赤い脚なのでアカアシノミゾウムシにしたが、“ノミゾウムシの仲間”とするのがいいかもしれない(赤い脚が決め手でもないらしいので)。

('11) 1月8日撮影 於小金井市
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