ベニシジミ (紅蜆 紅小灰蝶 :チョウ目シジミチョウ科)

ベニシジミはわたしのフィールドでもっともよく見かける常連さんの蝶である。今春はこの日はじめて目にした。しかし、わたしは蝶の良い観察者ではないので、もっと前から出てきていたのだろう。食草はスイバ・ギシギシなどで、たしかに野川の岸辺にいくらでもある。
キタテハ・キチョウなど成虫で越冬する蝶は前から目に触れているが、この頃、モンシロチョウやツマキチョウやヤマトシジミが出てきた。外を歩いていてこれらの蝶を目にすると、大震災や原発事故のことで頭がいっぱいでも、ふわっと春の気分がする。

('11) 4月1日撮影 於小金井市
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