シジュウカラの仲間は白と黒の模様が多いが、その中にあってヤマガラは明るい茶色が特徴。“ツーツーフィー”と間延びしたようなゆっくりした鳴き声で容易に聞き分けられる。かつては(1970〜80年代のことです)東京西郊の林ではあまり見かけなかったと記憶するが、いつの頃からか増えてきた。エナガもコゲラも増えたと思う。もっと前のことでは、ヒヨドリも山の鳥だったそうだが、これはわたしの記憶ではわからない。 浅間山(せんげんやま)もやっと木の芽で色づき始めてきたが、モミジの太い木の下からは見上げるしかない又の所に、ヤマガラが何度も来ていた。甘い汁でも出ているのかもしれない。 |