ツマキチョウは飛んでいる様子がいい。きれいな黄色が見えて、すばやく飛びすぎる。なかなか止まらないので写すチャンスが来ない。草の葉に止まってぶら下がるときには、翅を閉じて草色の保護色の裏面を見せるのが普通だ。 この日は野川の縁でツマキチョウを追いかけた。昨年は見渡す限りの菜の花になった場所に行ってみたのだが、今年は菜の花はほんの少ししかなかった。うまい具合に土手に繁茂しているツル性植物(たぶんツタバウンラン、ゴマノハグサ科)の薄紫の花に止まり、表面を見せてくれた。別の場所で交尾シーンを撮ったので、見てください。翅の裏面を見るとまるで別の蝶のようだ(ここ)。 |