キセルガイ (煙管貝 :軟体動物門腹足綱有肺目Pulmonataキセルガイ科)

キセルガイの殻はよく見るが、生きて這っているのをちゃんとみて写したのは今回が初めて。苔などのついている古い伐採木の上に何匹もいて、銀色の粘液の跡をつけながら這っていた。殻の長さは1.5cmほど。写真の種名はわからないが、たぶんナミギセル。なかなか典雅な印象を受けた。移動が少ないために地域による分化が進んでいるという。日本には200種ほどいるが、皆左巻きだそうだ。
キセルガイはキセルガイ科で陸生の貝。全世界に約1500種ほど知られていて、ユーラシアと南米大陸にはいるが、アフリカ大陸はごくまれ、北米とオーストラリア大陸にはいないのだそうだ。

('11) 5月31日撮影 於府中市
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